御幣鯛(おんべだい)祭り
伊勢神宮で大きな祭りごとに供えられる干鯛は古来より篠島から奉納されてきました。
秋晴れの空の下、今日は島をあげてのお祭りです。
篠島小学校のブラスバンドも見送りに加わります。
山車に積まれ、お祭りにまかれる餅も子供たちが引きます。
選ばれた漁船がおんべ鯛を積み、島民に見送られ伊勢の国、五十鈴川の河口
神社(かみやしろ)港をめざし次々と出港して行きます。
伊勢神宮と篠島の神明社とかかわりは西暦771年から始まり、1200年以上の歴史があり、
神明社も伊勢神宮の遷宮の翌年、伊勢の御用材で20年ごとに立て替えられます。
1200年守って来た島民のこころは、こうして子供たちに引き継がれていきます。
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2009年 10月 12日 | People