篠島の釣り

結果から言えばさっぱりでした。
今日は旧暦の5日で満潮が7時、干潮が午後2時で、早朝の残り満ち潮があり
何度か大漁をした潮時なので、まだ明け切らぬ4時半に出港しました。
雪解け水の影響か、海が暗い(濁りがある)からでしょうか、朝満ちでは黒鯛が1匹だけで
スズキの顔が見えませんでした。
7時からの下げ潮も2度ほどアタリがありましたが掛かりませんでした。
いくつかのポイントを回り午後3時まで粘ったものの黒鯛1、カレイ1でまったくダメでした。
スズキ狙いの僚船もはとんど早上がりでした。

沖の情報ではメバルが釣れています。
今日は篠島の乗り合い釣り船で、200以上釣り上げた強者がいたそうです。
春の船メバルはこれからが本番です、メバル師はご参加下さい。
公式サイトのリンク集に釣り船サイトの釣果情報があります。



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篠島南風 PCサイト
篠島南風 携帯サイト
愛知県 南知多町 篠島    
Tel 0569-67-2240
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2010年 4月 18日 | fish on ! | 篠島の釣り はコメントを受け付けていません

スズキに狂う季節になりました

今年初のスズキ狙いで10時からの満ち潮にあわせ出港しました。
毎年早くから釣れ始める松島沖のポイントにアンカーを入れました。
沖に振れていた潮がゆっくり魚礁方向に回る時に2キロと2.6キロを一本づつ上げました。
一番潮が安定する満ち初めから2時間ほどたった頃に1キロくらいのヒラメと40センチのマゴチを釣りました。
久々の釣りで底潮の効きぐあいがつかめなかったからでしょうか。
めまぐるしく速さが変化する潮の速さに迷子になってしまい
1時間ほどオモリを付けて底を探り、黒鯛2匹とキビレ1匹をゲット。
その後2時間ほどまったくアタリが無く、3時の潮ぬるみに大きなメバルと1.8キロのスズキを釣り、帰りました。

今年もスズキはちゃんと来てくれました。
コウナゴが多いせいでしょうか、3匹とも丸々と太った6月くらいの魚体です。
まだ水温が低いので夏場の「カチっ☆」という目のさめるようなアタリではなく「ボソっ」と鈍いアタリで取り込みも大人しい感じです。

スズキ 1.8〜2.6    3匹
黒鯛  48センチと44センチ    2匹
キビレ 40センチくらい    1匹
ヒラメ 1キロ    1匹
マゴチ 40センチ    1匹
メバル 29センチ    1匹

初日にしてはまずますの釣果でした。
メバルは今日のお二人さまの活き造りとなりました。
キビレはあまり美味しい魚ではないので我が家の塩焼きにしたことろ
こってり脂がのって予定外の美味しさでした、お客さまに使えばよかったと後悔しきりです。


4月スズキとは思えないほど太っています。


ヒラメは、ややスリムでした。



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2010年 4月 11日 | fish on ! | スズキに狂う季節になりました はコメントを受け付けていません

ダンパ。ぼくの犬。      

犬の名前は「ダンパ」。

体は真っ白やねんけど、両目の周りだけ黒いブチが入って、まるでパンダみたいな顔や。
僕の性格は一直線やから

「名前はパンダにしよ」

と言うたけど、兄ちゃんが

「アホか。散歩とかしてて『パンダーおいでおいでー』とか、俺恥ずかしくてよう言わんわ」
「でもどっから見たってこの顔はパンダ顔やで」
「そやな。そしたら反対から呼んで「ダンパ」ってどうや?ダンパー!!
 ほらこいつシッポ振ってるわ。気に入ってんぞ!絶対」
「ダンパかー…かっこいいなあ。ダンパ!あははは。ダンパ、こっちこっち」

おじいちゃんが通ってる将棋倶楽部の友達に吉田さんていう人がおって、その人の
家の前に子犬が三匹捨てられとった。二匹はもらわれていってんけど、後一匹だけ
どうしても飼い主が見つからなくて、おじいちゃんが「どや。可愛いやろ」ってもろて
帰ってきた。お父ちゃんは反対したけど、僕らよりもおじいちゃんよりも、お母ちゃんが
一番に喜んだからお父ちゃんは「こら、あかんわ」ってあきらめたみたいや。

ダンパはご飯をぎょうさん食べて、ぎょうさん走って、家族みんなの中心やった。
僕は弟が欲しかったから、ダンパと僕は兄弟みたいにすぐ仲良くなった。お兄ちゃんと
僕と一緒に「ダンパ」って呼んだら絶対に僕の所へ走ってくるのが何よりの証拠や。

二階で宿題してたらバイクの止まる音がした。お母ちゃんが買い物から帰ってきた。

「ちょっと、上にダンちゃんおるん?」

下からお母ちゃんが叫んだ。

「さっき台所で寝てたで。上には来てへん」
「玄関のドア開いてるやん。あの子出ていったんちゃうの?」
「うそっ!!」

僕は階段を下りて、さっきダンパが寝ていた台所に飛び込んだ。
ダンパが寝ていたバスタオルの上にダンパは居なかった。

「誰か来たん?」
「あっ、宅急便や。この荷物。はんこ押して貰って…ついさっきやで」
「ちゃんとドアが閉まってなかったんやわ」
「お母ちゃん!」
「さがしに行こ。そんなに遠くは行かへんわ。30分経ったら一回家に戻ってくるんよ
 車には気を付けて」
「わかった」

心臓が目覚まし時計みたいにジリジリ鳴ってる。ダンパ。
車にはねられてたらどうしよう。

「ダンパー」

いつも散歩で通る道を僕は何回も何回も自転車で走った。

ダンパが居なくなって三日目に雨が降った。

「ダンちゃん、上手に雨宿りしてるかな」
「お腹空いてるんちゃうかな。ダンパ何で帰ってけえへんねん」
「誰が優しい人が家に入れてくれたらいいんやけど」
「お金出して飼ったって捨てる人がおるぐらいやんか、お母ちゃん。そんなええ人おらへんで」
「そうかなあ」
「おらへんよ」

ダンパは今日も帰ってこなかった。

日曜日サッカーの試合で隣の町の小学校に行った。試合はボロボロやったけど
僕の頭の中はダンパの事だけでいっぱいやったから別にショックはなかった。

試合の帰り道、コーチがコンビニに寄ってみんなにジュースをおごってくれた。
僕はコンビニの駐車場の壁にもたれてコーラを飲んでいた。

「何回言うたら分かるんじゃ。ビール買ってこい。お前ら聞こえへんのか。
 さっさと行かんかい。どつかれたいんか」

大きな声だった。

驚いて振り返ると小さな家の前で女の子がうずくまって泣いていた。
胸に子犬を抱いていた。

ダンパだった。

真っ白い体、パンダの様に目の周りだけ黒い顔。そう、右の目の黒が少しだけ大きいんだ。
ダンパに間違いない。

家の中で何かが割れる音がした。
と同時にドアを開けてぼくと同じ年ぐらいの男の子が中から出てきた。

「お兄ちゃん」
「大丈夫や。競馬で負けて暴れてるだけや。行こ。そこまでやけど行けるか」
「うん。ほらパンダわんこちゃんおとなしいよ」

ダンパは女の子の涙で濡れたほっぺたをぺろぺろとなめていた。

「泣いてたら犬に笑われるで。抱っこしていけるか」
「うん。おりこうやで。パンダわんこちゃん。ねっ」

二人はコンビニの前の横断歩道を渡って、販売機で缶ビールを3本買うと
また横断歩道を渡って戻ってきた。僕の横を男の子と女の子とダンパが通りすぎてゆく。

(ダンパ)

その時ダンパは確かに僕の顔を見た。ダンパは僕を分かってる…。分かってるんや。

ダンパとお風呂に入って泡だらけにしてお父ちゃんに怒られた事。
お兄ちゃんの宿題のプリントにおしっこひっかけた事。
お母ちゃんに噛みついてお尻をぺんぺん叩かれた事。
ダンパとお兄ちゃんと僕と三人で布団にもぐって恐い映画を観た事。

僕の頭の中でダンパの思い出が花火みたいに広がった。

女の子が立ち止まった。

「お家入りたくない」
「ほなお父ちゃんにビールだけ渡してくるわ。前で座っとき」
「すぐ来てよ。お兄ちゃん」
「分かってる分かってる。よそ行ったらあかんで」
「行かへんよ。ここにおるよ」

男の子が家の中に入ると、女の子はまたシクシクと泣きだした。

僕は女の子に何か伝えたかった。だけど言葉のかけらだけがぐるぐる飛び回って
最後までそれが一つになる事はなかった。

「パンダわんこちゃん。ずっと一緒いようね。パンダわんこちゃん。
 わたしもう泣かないからね。わたしパンダわんこちゃんのお母さんだもん」

頭を撫でられてダンパはいつの間にか女の子の腕の中で眠っていた。

「おーい。揃ったか。ほらお前、そこゴミ拾っとけ。帰るぞー」

コーチの声で僕は夢から覚めた様やった。

「ただいま」

僕の声を聞いてお母ちゃんが台所から出てきた。

「お帰り。どやった?試合」
「ううん」
「そっか…そうそう、今日もねダンパさがしたけど見つからへんかったわ」
「ほんまぁ…」
「どこ行ったんやろなあ。貼り紙までしたけど見つからへんもんやね」

「でも…でもダンパ可愛いから、誰かが大事に飼ってくれてると思うわ」
「そやね。そうやったらええね」
「だから。もう僕は今日でダンパさがすんやめるわ」
「うん……分かった。またきっとひょっこり帰ってくるかも知れんし」
「うん」
「じゃお兄ちゃんも呼んできて。ちょっと早いけど晩ご飯にしよ。お父さん送別会で
 いつ帰ってくるやら分からへんし」
「うん。呼んでくるわ」

靴のひもを解こうとしゃがんだら、横に置いてあった兄ちゃんの靴に白い毛の束がついてた。
ダンパが兄ちゃんの足にじゃれついたときに抜けたんや。

「ダンパ…」

僕はダンパの身体を思い出しながら、そのダンパの白い毛を撫でた。

「ダンパ…」

ドアを開けて指先についたダンパの毛を

ふーっ

と吹いたら、飛んでいってそれはすぐに消えてしもた。

目の前の赤い赤い夕焼け。

ダンパ。お前と一緒にもう一回だけ見たかったな。

                                                                     by ちろる



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2010年 4月 07日 | Friends and People and Pet is Famlly | ダンパ。ぼくの犬。       はコメントを受け付けていません

篠島 堤防のメバル釣り

今朝、ちょっと試してみました。
1時間ほどで大小10匹ほど釣れました。
ちっこいのはリリースしましたが10センチから17センチのサイズでした。
エサはあり合わせの冷凍コウナゴです。
湖産エビでもイシゴカイでもいいと思います。
竿は4mくらいでちっこいリール付き、のべ竿なら6mくらいはほしいです。
満ち上がり直前の潮ぬるみが狙い目でしょう。
メバルの食いが途切れたらアイナメも狙えます。



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2010年 4月 03日 | fish on ! | 篠島 堤防のメバル釣り はコメントを受け付けていません

篠島の春は海からやってきます

コウナゴ漁もまっさかりです。


コウナゴは鮮度が命、漁場から運搬専用船が全速で篠島港に走ります。


一刻を争うように水揚げされます。


陸では女性陣が待ち構え手際よく選別されてゆきます。


落札されたコウナゴはすぐに加工場で茹で、数時間の乾燥後、つぎつぎと出荷されてゆきます。

この時期の篠島はどこの家でも釜揚げ、味噌煮、佃煮、刺身、天ぷらと
コウナゴのフルコース料理になります。


おこぼれを狙ってカモメたちも集まってきます。
こうなごの美味しさをカモメたちもちゃんと知っています。



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2010年 3月 14日 | Gallery & photo and People | 篠島の春は海からやってきます はコメントを受け付けていません

メバルの夜釣り

雨を心配しながら夕食もとらず出航しました。
日が落ちるまで小型でしたが、とっぷり暗くなったら型がよくなりました。
ずっと流し釣りで3時間ほど粘り、大小70くらい釣って帰りました。
ポイントは・・・ないしょ(笑)
潮が時間どおり正確に動き出す夜はそれなりに釣果があります。


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2010年 2月 10日 | fish on ! | メバルの夜釣り はコメントを受け付けていません

篠島のシーバス

今日は所用で西浦へ走りました。
篠島港から日間賀島、佐久島をかすって30分弱の航海でした。
陸回りで車なら1時間半くらいでしょうか、波もなく快適に走りました。
佐久島の灯台付近で20ヒロくらいまで一気に落ちこむ段淵でなにげに見ていた
魚群探知機に反応があり、どうもスズキくさい。
よそさまの海なので糸をたれるわけにもいかず帰りに篠島のスズキポイントを回ってみました。
やはり魚探に反応があり、シーバス用のトローリングを曳いてみました。
何度か魚礁をこするように曳くと「ガツン」とアタリがあり手繰って来ると1キロくらいのシーバスでした。
タモの用意がなく、はね込もうとしたらバラしてしまいました。
雨が降って来たので帰り、釣り仲間の溜まり場で話をすると、トローリングで釣れているとのこと。
良型も混じるそうです。
今年は外海に落ちずに篠島回りに残ったスズキが多そうです。
例年ですと4月初旬から始まるスズキも今年はやや早いかも。
(昔からの釣り方で上げればスズキ、マタカ、ルアーで引っ掛ければシーバスと書きます)

水温は8°でした。
産卵後一時食いが落ちるメバルも今年はコンスタントに釣れています。
3月いっぱいは夜釣りで4月に入ると夜明け前に食いが立ちます。


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2010年 1月 31日 | fish on ! | 篠島のシーバス はコメントを受け付けていません