南風も小さな菜園をやっています。
猫の額というと猫に気が引けるほどの小ささですが
それでも少し目を離すと雑草や虫に苦しめられます。
広く良く手入れされた畑や田は見ているだけで感動ものです。
何気なく訪れた鳳来寺の棚田を見上げた時、その美しさに圧倒されました。
これが人の知恵と筋肉だけで作られ、守られて来たと思ったら涙が出て来ました。
話しがそれました。
今日は同じ町内の花ひろばさんへ行ってきました。
お泊りのお客さまから何度かいちご狩りの問い合わせをいただいたことから
一度見てみたいと思い立ち見学させていただきました。
フェースブックの伝だけでアポもとらず突然の訪問でしたが快く迎えていただきました。
さっそくハウスに案内していただきました。
一歩入った瞬間に、甘いいちごの香りに酔いそうでした。
花ひろばさんのいちごハウス
しばらく話しをうかがってすすめられた一粒のいちご・・・ショックでした。
「今まで食べていたいちごは、なんだったんだ?」という甘さでした。
ご主人と奥様との話しの中で「満足していただきたい」
「楽しいんでいただきたい」こんな言葉が何度も出てきました。
初対面にもかかわらず旧知のように楽しく話しを聞かせていただけたのは
島の漁師が異口同音に「篠島のタコは明石のタコより美味い」とか
「ここのシラスは日本一」とか自慢します・・実際美味いのですが
自信は持っていても、不器用でセールストークのような混じりっ気なく
たくさんの人に喜んでもらいたいという純粋な漁師との共通点をお二人のお話から
感じたからかもしれません。
お子さま連れのご家族にはおすすめです。
この年までイチゴの本当の美味しさを知らなかったなんて不幸です。
リピーターのお客さまも多く、すべてのお客さまのご予約が受けられず
心苦しいと言っておられました、早めのご予約が必要です。
いちご狩りの他にも一年を通じて花や野菜狩りも楽しめます。
いちご狩りハウスなどは入れませんがペット連れでも楽しめるスペースもあります。
春の出番を待つ花でしょうか。
最後に
花ひろばさまからお客さまにとって、ちょっとお得なお話をいただきました。
ここからセールストークです(^^;
花ひろばさまへは篠島への主な起点となる師崎港からお車で数分です。
南風にお泊りになってご家族でいちご狩に興味がありましたらぜひ一声かけて下さい。
先日のジョイフルファームさんもそうですが、ご家族連れに篠島の旅+をお楽しみいただけるように
また足を運び、この目で確認し自信をもってお勧めできる知多半島のスポットを見つけ
紹介してゆきたいと思います。
2013年 1月 25日 | Friends and People and Pet is Famlly and Shop & Travel | お百姓さんは偉大だ はコメントを受け付けていません
今日はiPadの機種変更で半田に出かけました。
帰りに、前から気になっていたジョイフルファーム鵜の池に立ち寄りました。
美浜インターから数分です。
広い駐車場は、ほぼ満車、多くのお客さまで賑わっていました。
近隣のお客さまも多いようです。いろいろな野菜が生産者の名付きで販売されていました。
いいですね、自分も旅先では地元の人たちが多く見られる店や食べ物屋さんを選びます。
良いお店はネットのどんな情報より地元の人が一番よく知っています。
イチゴ狩りも家族連れで賑わっていました。
シーズンにより、ぶどう狩りや芋掘りなどもあるようです。
人が多く集まる場所は見ているだけで楽しいです。
次回は野菜の仕入れで立ち寄りたいと思います。
2013年 1月 20日 | Shop & Travel | ちょっと寄り道 はコメントを受け付けていません
お正月、ぽっかり空いた半日のお休みに島の散策路を歩いてみました。
まずは定番中の定番、日本夕日百選に名を連ねる歌碑公園と加藤清正の枕石です。
三時ジャストに南風を出発しました。
渚沿いに歩くこと400mで登り坂への分岐です。
「歌碑公園、加藤清正の枕石」の案内板があります。
この登りは津波避難経路にもなっています。
ここからは結構な登りです。
やがて篠島小学校、篠島中学校の校門です。
宿からここまで9分でした。
我らが母校です。
左を見上げると伊勢湾本船航路を通過する船舶を監視するレーダーサイトが見えます。
ここから下りになります。
下り終えると可愛い案内板があります。
右へ行けば加登清正の枕石、左は歌碑公園へ向かう道です。
まずは枕石へ向かいます。
小学校のグランドを通過して登りになります。
右なら右、左なら左と、同じ足ばかり枕木をまたぐ間の悪い階段です
途中でスイッチしましょう。
階段を登り切ると木漏れ日と落ち葉の道になります。
まるで植えられたかのような水仙の小径になります。
島にはいたるところに水仙の群落があります。
ほとんどが八重の水仙で、一月下旬頃から咲き始め
水仙の香りも楽しめる散策となります。
最後の下りは傾斜もややきつく、転倒に注意して下さい。
加登清正の枕石に到着です。
宿からここまで所要19分でした。
ここは南風が崎(まぜがさき)とよばれ、絶好の撮影ポイントでもあります。
下って左手に目をやれば、ここにも400年の風波に耐えた石切の跡がくっきり見えます。
これが加藤清正の枕石です。
どうしても運び出せなかったという巨岩です。
南風が崎は、あまり知られていいませんが隠れ釣りポイントでもあります。
春は未明のメバル、夜が明けてからアイナメ、夏は投げでキス、ルアーでシーバス
夏から秋にかけて黒鯛やメジナ、冬は夜間のメバルと、子供の頃は何度も通った場所です。
南東の風が強い日は釣りになりませんが、冬の北西の風では、よいポイントが
すっぽりと風影になります。
(夜間は十分気をつけて移動して下さい)
歌碑公園から望む松島もよい絵ですが、ここからの松島も雄大です。
ほとんどの島の漁船は松島と南風が崎の間を通過します。
帰りは同じ道を歩きます。
ここにも水仙の群落があります。
アップダウンが足に優しい木漏れ日の道を戻り、可愛い案内板へ戻ります。
枕石から12分でした。
そのまま直進で歌碑公園に向かいます。
舗装された道です。
中学校の分岐から5分ほどで桜の大木をくぐると歌碑公園、万葉の丘に到着です。
歌碑公園展望台です。
中学校と、歩いて来た南風ガ崎を望みます。
松島です、ここに落ちる夕日は多くのファンがカメラを構え、
一瞬の光芒に誰もが無口になります。
遠く伊良湖岬と神島が見えます。
昔、鯨が水揚げされたと言われ、鯨浜(くじはま)という名で呼ばれ
新美南吉の詩にも歌われています。
またここからは多くの縄文、弥生土器が出土します。
眼下の海の安全を守った、かつての灯台も復元されています。
歌碑公園の由来となった歌です。
この歌が歌われた万葉の時から変わらぬ風景が広がっています。
小さな渚も点在しています。
鯨浜も、ここもキス狙いで投げのポイントです。
このあたりは、いたるところにアシタバが自生しています。
来た道をもどります。
歌碑公園から南風まで20分でした。
ペースは意識してゆっくり歩きました。
危険な場所はありませんが、アップダウンもありますので
自転車より歩きがおすすめです。
登りで息が苦しくなったら意識して息を吐いて下さい。
歩き慣れない方は一生懸命息を吸おうとしますが逆効果です。
一休みして深く息を吐けばより新鮮な酸素を取り込め楽になります。
下りでは落ち葉がつもっている時期は滑りますのでご注意下さい。
上り下りの道は普段の歩行ペースの半分のスピードを心がけて下さい。
ゆっくり歩き、写真を撮って一時間10分の散策でした。
歩くスピードでしか見えない景色をお楽しみ下さい。
其の二ではちょっと健脚コースの西山一周を予定しています。
2013年 1月 14日 | Gallery & photo and Others and People | 篠島散策 其の一 はコメントを受け付けていません
昨年は、多くのお客さまにご利用いただき、充実した一年となりました。
本年も宿初めの12日より多くのご予約をいただき、ありがとうございます。
また一年、お客さまの旅の思い出作りのお手伝いをさせていただきます。
平成25年も南風をよろしくお願いします。
島の初詣風景です。
2013年 1月 02日 | People | あけましておめでとうございます はコメントを受け付けていません
新入りです。
ドブソニアンの250mm、デカいです。
覚悟はしていたもののデカいです。
国際光器 Whitey Dob
300mmにするか、250mmにするか迷いました。
正解でした。
300mmでは架台、鏡筒とバラしても持ち運びはかなり辛くなります。
250mmなら、なんとかなりそうです。
さっそく予定の改造です。
ドブソニアン 改造
iPadの星座表アプリで導入(目的の天体をつかまえる)の予定なので
新品の架台を惜しげもなく切り刻んでパソコンでプリントアウトした目盛環を取り付けました。
垂直方向は、まだ設計中です。
机の引き出しに眠っていた水平器も付けました。
自動導入なんぞというシステムもありますが、選択しませんでした。
目的の天体を望遠鏡の中に捕えるのも夜空を見る楽しみの一つだったりします。
ここまでは順調でした。
問題は光軸の調整です、反射式望遠鏡は初めてなので光軸調整は未体験ゾーンでした。
もちろん出荷段階できっちり調整は出来ていました。
レーザーコリメーターなどという調整機器付きだったので、生意気にも挑戦しました。
ざっとマニュアルをながめて「なんだ、簡単じゃないか」と思ったのが間違いのもと
主鏡も斜鏡も怖いもの知らずで調整ネジをゆるめた後が苦難の連続(泣)
復元するまで3時間以上かかりました。
なんとか調整を終えて空を見上げれば雲一つない夜空です。
さっそくセットして、とりあえずファインダーで捕えたオリオン大星雲を見ました。
色は無いものの写真で見るような姿がくっきり見えます。
次は天頂付近の木星です、さすが250mmでは明るく縞もくっきり見えます。
さらに上に向けて捕えたすばるは青く輝いています。
「わおっ!!」
一時間ほどのファーストライト(おニューの望遠鏡の出初めはファーストライトと言うそうです)でした。
まだ未完ですが、なんとか使えそうで、安心しました。
2012年 12月 07日 | Gallery & photo and Others | ☆☆☆・・・・・・・・ はコメントを受け付けていません
10時ころ、なにげに見上げた夜空に何時もより多くの星が見えるのに気が付きました。
テラスですぐ使えるように置いてある20倍の古い双眼鏡でのぞくと
見慣れた天体も初めて見るような姿を見せてくれました。
10分後くらいでしょうか、目が慣れてくると裸眼で昴を5個まで
数える事ができました。
自分は視力が左0.05、右0.6で、新月でも昴はもやっと見えるだけです。
しかし今日は裸眼で初めて星に分離でき、双眼鏡では20以上を数えました。
まだ月は低くしょぼい双眼鏡でも天頂付近のアンドロメダが初めての明るさで見えました。
天体望遠鏡を出すまでもなく時間も寒さも忘れ12時まで
小さな双眼鏡で夜空を眺めて飽きませんでした。
降雨も少なく、海に囲まれているため夜の温度低下が内陸部より小さい篠島は
隠れ天体観測スポットかもしれません。
天体望遠鏡を備えてから試験的に何度かお客さまにも見ていただきました。
「お〜」とか「すごい〜」とか予想以上に好評です。
80ミリの屈折で天頂付近を見るのはかなり窮屈ですが
明日、250ミリの反射望遠鏡が届きます。
さらに深い空をお楽しみいただけると確信しています。
新着の250ミリ反射望遠鏡(ドブソニアン)は目盛環を付け
iPad、iPhoneの星座アプリを使っての導入に挑戦したいと思っています。
メカ頼みの自動導入という手もありますが、☆を観る楽しさが半減するような気がします。
架台の水平出し機構や鏡筒へのデジタル分度器の取り付けを予定しています。
250ミリはまだデビューまで少し時間がかかります。
お客さまと天体探しに挑戦し、篠島の夜空が旅の思い出に加われば、と企んでいます。
2012年 12月 05日 | Ecology and Others | ☆を見る はコメントを受け付けていません
こちらの方が鮮明です。
カメラも腕もちがいますね、今日も来ています。
渚からほんの10mほどまで近づくスナメリもいます。
2012年 11月 09日 | Friends and Gallery & photo | スナメリ動画 はコメントを受け付けていません